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簡単!シートポスト交換テクニック

こんにちは。
Mcqueenです!

今回はMcqueen式シートポスト交換テクニックをご紹介します。

シートポストを交換する時に最も気にするのは「サドルの位置が復元できるか?」ですよね!?

でもサドルの高さや前後の位置を測って復元するのって面倒くさくありませんか?

今回ご紹介するのは測定せずに手っ取り早く交換後のサドルの位置を合わせる事が出来る方法です。

注意:交換前と1mmたりともサドルの位置が変わって欲しくない人には向いてません。

メリット
・作業時間が早い
・簡単

デメリット
・サドルが交換前と全く同じ位置に復元するとは言い切れない

では早速進めます。

1.用意する物

  • ヒモ(荷造りテープ、タコ糸など)
  • セロテープ

用意するもの

2.サドルの位置をメモリーする

①ヒモの先端をセロテープでサドルの座面に留める(この時、シートポストの延長線上にヒモを留めるようにしましょう)
サドル側

②シートチューブに沿ってヒモを垂らす
交換前

③垂らしたヒモの先端をクランクの中央に合わせてセロテープで留める(この時、ペダルは下死点にしておくと良い)
ペダル側

 

3.シートポストを交換する

①サドルをシートポストから外し、両端のセロテープが外れない様に注意して床に置く
交換中

②交換するシートポストを抜く
シートポスト抜く

 

4.新しいシートポストをセット

①新しいシートポストをフレームに差し込む
②サドルをシートポストに仮止め
③ヒモをシートチューブに沿って張り直し、シートポストとサドルを本締めして完了
交換後

 

以上です。
面倒な測定も不要で、ヒモをシートチューブに上手く這わせればサドルの前後も大きく狂いません。

1mmの誤差も許せない人には向きませんが、手っ取り早く作業を終わらせたい人、誤差は試走しながら調整すれば良いという人にはうってつけです。

興味のある方は是非試してみてください!

 

ではまた〜

相模原周辺おススメスポット「ZEBRA津久井本店」

こんにちは。
Mcqueenです!

今回はおススメスポットのご紹介です。

神奈川県相模原市にあるカフェ「ZEBRA Coffee & Croissant 津久井本店」です。
ローカルネタでスイマセン…

国道413号を橋本方面から三ヶ木に向かって行くと、津久井湖のダムを越えてしばらく進んでゴルフ場の坂がありますよね?
そう、あの登坂車線の坂です。
その坂の手前の左側にあります。(坂を越えて三ヶ木交差点まで行ってしまったら行き過ぎです)

お店は倉庫を改装した開放感のある空間となっており、「サイクリングの休憩」もしくは「休日にのんびり」にピッタリですよ〜。

概要
店名:「ZEBRA Coffee & Croissant 津久井本店」
HP:http://zebra-coffee.com/
定休日:木・金(祝日の祭は営業)
営業時間:9時〜17時(土、日、祝は18時)
外観:駐車場有「20台」※第2P含め

左:津久井湖方面から  右:三ヶ木方面から
左:津久井湖方面から  右:三ヶ木方面から

特徴
・店内の大型焙煎機で煎られた拘りのコーヒー
・手作りクロワッサン
店内に自転車を停められる
空気入れあり

レビュー
お店の入口はスロープになっており、自転車を押しながらドアを開け店内へ。店内を右手に進みバイクラックへ自転車をかけます。
自転車を見ながら休憩できるとてつもない安心感!
何と、空気入れまであるのだ。完璧である。

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毎度の「おひとりさま」である。空気入れ撮るの忘れた…

席を決めたら中央のカウンターで注文を。今回はアイスカフェラテとシナモンロールに決定!
アイスカフェラテはコクがあり香りも十分。暑かったのでグイグイいってしまうかと思ったが「味を楽しもう」と思わせてくれる美味しさ。

シナモンロールはシナモンの香りが良く、ゴロッとした大きめのレーズンが入っており大満足!
お店のウリはクロワッサンですが、サイズが大きく今回はパス。何人かでシェアしても良いサイズ感。
(写真なくてスイマセン…)

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シナモンロールは食べやすいようにカットしてありました!ナイス!

広々とした店内は大きなスピーカー、JBLのスタジオモニターが鎮座しており、BGMを聴きながらゆったりできます。

image

おススメポイント(サイクリスト目線)
・自転車が店内に置ける
・安心の空気入れスタンバイ
・コーヒーおいしい(しかも高くない:400円前後)
・絶妙な立地
道志みちや牧馬峠、宮ヶ瀬湖周辺からも寄り易い

と、この様にコースにも組み易いので超おススメです!
機会があったら行ってみてください。
ではまた〜

おススメ自転車小説「サクリファイス」を読んでみた

こんんちは。
Mcqueenです!

今回は小説「サクリファイス」の紹介をします。

「いまさら?」と思う方もいるかも知れません。ただ、ロードレース好きとしては是非とも推しておきたい!ので記事にさせていただきます。


作品概要
・著者:近藤 史恵
・発売:2007年8月 新潮社
・あらすじ:高校時代に陸上競技で活躍し、インターハイ優勝まで成し遂げた主人公が「周りの期待や応援」に応え続ける事に重みを感じ、ふとTV観戦したツール・ド・フランスで、全選手が勝利を目指して走っている訳ではないという競技のシステムを知り自転車競技(ロードレース)に転向。しかし、所属したチームのエースには「過去に台頭してきた若手を事故に見せかけて抹殺した」という黒い噂が・・・


書評

あらすじを見て「なに?ミステリー小説?」と思った方もいるかも知れない。作者の近藤史恵氏は推理小説家である。

「推理小説家がロードレースの本って・・・どうせ浅い知識でリアリティの無い内容なんじゃないの?」と思った方は、ぜひ本作品を読んで欲しい。まず予想を裏切られるであろう。
サイクルロードレースとはどういうものかがとても分かりやすく物語の中に散りばめられていて、競技について知らなくても(知っている人についても飽きる事無く)スーッと読んでいける作品である。

後々「サクリファイスシリーズ」として続編が幾つか刊行される事になる本作品は、原則的に主人公の一人称で物語が描かれている。
我々読者は、周りの登場人物の心情や行動原理についての情報が、主人公の目線や経験からしか入ってこないのである。

従って、主人公以外の人物が何を考えているのか分からない(!?)実に見事にミステリー小説的な要素が含まれている。

主人公はチームのエースの座を狙う同期や、自分以外のエースを認めないと言われている現エースの言動について疑心暗鬼になりながらレースに挑む。
そして黒い噂となっている「過去に起きたエースの座を巡る後輩との事故」の真実を知り、作品タイトル「サクリファイス(犠牲)」が重い意味を持って主人公に投げかけられる・・・


と、詳細を書いてしまいそうですが、興味のある方は是非ご一読下さい。
気の利いた図書館には置いてあったりします。
もちろん書店、通販などでも購入可能です。

今回は本のご紹介でした!
ではまた~

 

車坂峠ヒルクライム レースレポート

こんにちは。
Mcqueenです!

今回はヒルクライムレース「サイクリングフェスティバルあさま・車坂峠ヒルクライムレース」のお話しです。
今年も出場して来たので簡単にご紹介します。

あ、決して順位争いとかハードな内容ではないです。

大会概要
開催日:2016/5/15(日)
場所:長野県小諸市「チェリーパークライン」
コース概略:全長12km、平均勾配8.3%、獲得標高1005.3m
エントリー費:6,000円(ランチパーティー券1,000円を含む)
大会HP:http://asama-sports.org
 

特徴
獲得標高と平均勾配が「ラルプ・デュエズ(wikipedia)」に似ている事から「日本のラルプ・デュエズ!?に挑戦!」とこっそりうたっている
当日受付有り(前日受付も勿論有り)
手作り感満載のゆるい大会
ホウキ車が最終走者に優しい(足切り無し?)

レースレポート

レース当日4時起床。事前に用意しておいた荷物一式を車に積み込む。現地着替えがし易い様にレーパンだけ履き、その上に服を着て出発。

7時30会場到着。受付を済ませゼッケンを受け取る。
コンビニで買ったミネラルウォーターをボトルに移そうとしたその時である。
「Oops!ボトルを忘れた…」

そう、良くやるんですコレ。
参加賞でボトルが貰えるイベントならそれを使ってリカバリー出来るのですが、この大会の参加賞はレトルト食品の詰め合わせの為、それが出来ない…
「仕方ない、レース中の給水ポイントで受け取るか。」
コンビニで買ったミネラルウォーターは、緊急用にとペットボトルのまま自転車のホルダーへ。

で、レーススタート。

IMG_2238

私がエントリーしたロードレーサーの部は9:30スタートです。

※タイム計測の無いエンジョイの部は9:00にスタートし、コース途中の【乙女スロープ】というギャラリーコーナーで一旦停止してロードレーサーの部の選手を待ち構え応援します。

以下、ざっくり書いていきます。

  • 0~2km。勾配5%程度の緩い坂でスタート。後半に備えてマイペースで登る。

 

  • 2.5~3.5km。勾配12~14%というキツめの坂がおよそ1kmにわたって続く。前半の最難所と言っても良い。ダンシングする人や斜行する人も出るが、ここで体力を消耗すると後半まったく踏めなくなると思い、淡々と登っていく。

 

  • 3.5~6km。うっそうとした森の中を勾配8~10%の坂でクネクネと登っていく。この辺で自転車を降りて押し歩く人がパラパラと出てくる。

 

  • 6km地点。ようやく半分。コース上最も勾配の緩い部分【乙女スロープ】があり、そこで紙コップに入った水を受け取り給水。地元の方やエンジョイの部の方たちの声援を受ける。ここでだらしない顔は見せられないので、「キリッ」もしくは「余裕だぜ」的な表情で進む事をおススメする。

 

  • 6~9km。勾配8〜10%が続き、つづら折りが出始める。さながらラルプ・デュエズのよう。標高が上がるにつれだいぶ空が近くなっていく。この辺で、ある異変に気付く。
試走時に撮影(2013年)
試走時に撮影(2013年)
  • 「あれ、去年よりだいぶペースが遅い??」「しかも、もう背中が筋肉痛・・・!?」
  • 「なぜだ??」おかしいと思いながら痛みを分散する為にダンシングを行う。その拍子で上半身を使ってペダルに体重をかけるペダリング思い出す。「あ、これだ!こうやっていつも踏み込んでたんだ、そういえば・・・」

 

  • 心拍数が上がるのを嫌って腰から下だけを使ってペダルを回していたのがアダとなっていたようだ・・・ようやく気付いたが時すでに遅し。上半身のアシストを使わなかったせいでいつもより早く背中が張ってしまい、強く踏み込めなくなっていた。

 

  • 10km地点。後半の難所である【給水所ストレート】に差し掛かる。ここはつづら折りを曲がって視界が開けた途端、一直線の坂が目の前に現れ、「ヘトヘトになった心よ折れろ!」と言わんばかりの場所となっている。
  • つづら折り抜ける→先が見える様になる→まっすぐ坂道(遥か先まで)→「エッ!?」→サイコン【勾配11%】の表示→「これがあそこまで続くのか・・・」→「もう歩いても良いんじゃね?」→いつもの葛藤タイムの始まり
  • そう、実は私はここで毎年挫けそうになっている。救いなのが途中に【給水所】がある事である。とりあえず「あそこまで頑張ろう!」と思えるので、そこまでじりじりと進む。
  • 毎年ここでは自分のドリンクがあっても給水を受け取っている。多分、「頑張れ!」とか「あと2km!!」とかいう応援が欲しいからだと思う。ここで力を分けてもらい(あと2kmもあるのか・・・)と思いながらも自分を奮い立たせる。

 

  • ラスト1km。ここまで一切の下り、平坦区間なしで登りっぱなしである。いよいよ坂の頂上にゴール地点の【高峰高原ホテル】が見えてくる。「あそこでゴールだ!」と思い最後の力を振り絞ると、突然つづら折りが現れ!?まさかのUターンしてゴールに背中を向け反対方向に登りはじめるという【ダマシ】がある。

※教訓「ゴールが見えてもすぐに全力を出してはいけない」

takaminekogenhotel
山頂の高峰高原ホテルを目指して登っていく
  • ダマシのつづら折りを超えると最後のカーブが現れる。再度ゴール方向にUターンして、ようやくゴールである。いつもはダマシ折りからラストスパートをするのだが、今回はもう余力が残っていない・・・既にゴールした選手達から熱いゲキが飛ぶが、もう燃えカスである。ノロノロとゴール。

 

  • 頂上では豚汁やバナナが振る舞われる。山頂の眺望で記念写真を撮ったりとのんびり過ごした後、いくつかの集団に分かれて下山。
  • ペースメーカーを先頭に6km下り、休憩を挟んで残りの6kmを下る。これは長い下りでブレーキを握る握力を回復させる為であり、安全に下山する配慮となっている。

以上、今回のレースレポートです。

私は「かなり遅い人」なので参考にならないと思いますが、10km以上も足休めなく坂が続く峠は珍しいと思い紹介させてもらいました。

2016年度の大会は終わってしまいましたが、普段も道路として使用しており、自転車も通行可なので興味のある方はチャレンジしてみてください!

 

山頂からの景色

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小諸市街を見下ろす。朝は雲海になる事が多い絶景ポイント。

 

表彰式の模様

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今回の参加賞

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実行委員、運営の皆さま。地元の皆さま。大会運営ありがとうございました。とても楽しめました!

私はこの大会を毎年の楽しみにしています。拙いレポートでしたが興味の出た方はぜひ来年参加してみてください!

以上、車坂峠ヒルクライム レースレポートでした。

ではまた〜

 

  • ルートラボ【車坂峠ヒルクライム】
車坂峠
長野県小諸市己 ~ 群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原

サイクルロードレース情報サイトまとめ

こんんちは。
Mcqueenです!

ジロ・デ・イタリア絶賛開催中ですね!!
私はウキウキしながら毎日楽しんでいます。
皆さんはサイクルロードレースの情報はどこで確認していますか?

今回は私が良く見ているサイクルロードレースのポータルサイトをいくつかご紹介します。
もし未チェックのサイトがありましたら、ぜひご覧になって下さい。

ロードレースの情報おすすめサイトの一覧


特徴
・国内・海外ロードレース情報をくまなく掲載
・海外レース結果の掲載が早い
・機材やグッズの新製品情報や自転車イベントの情報も掲載
ポータルサイトとしてはとても優秀だと思います。

最新記事はこちら(2016/5/12時点)


特徴
・海外ロードレース情報だけでなく、選手の移籍情報や個別記事も掲載
・海外レース結果の掲載はシクロワイアードより遅め
・機材やトレーニングなどの検証記事が多い
シクロワイアードで得られない情報も掲載される為、とても参考になります

最新記事はこちら(2016/5/12時点)


特徴

・海外ロードレース情報について、とにかく記事が豊富
・個別選手にフォーカスした記事が多い
・英語サイトなので翻訳が必要

細かな情報が多く、選手のコメントなども豊富で非常に興味深いです。2018ジロ・デ・イタリアは日本(アジア)開幕の可能性?などの記事もあり楽しめます。

注目記事はこちら(2016/5/12時点)

2018 Giro dItalia could start in Japan | Cyclingnews.com
La Stampa reports plans are in place for an Asian Gande Partenza

いかがでしたか?

ぜひご参考にしてください。ではまた~