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「アスチュート サドル・SKYLITE VT」使用レビュー!

こんにちは。
Mcqueenです!

当ブログにアスチュートのサドルについて検索して見に来てくれる方が多い為、今回は現在私が使用しているサドル
「アスチュート SKYLITE VT(iProff)」の使用感を記事にしたいと思います。

1.アスチュートというメーカーについて
2013年設立のイタリアのメーカーです。
イタリアンメイドの品質、デザイン、技術、コンフォート性能において、当ブランドの製品を世界市場でのベンチマークとする事を目標としているようです。

2.サドルの特徴
何といってもコンフォート性能の高さです。後ほど使用感を書きますが、非常に快適です。
作りも丁寧で美しく、高品質と快適性を兼ね備えた高性能サドルと言えるでしょう。

3.構造について
このサドルの構造はとてもユニークで、特許となっている「ダブル・ベース構造」を採用し、薄く軽量なベースを2つ重ねる事で軽量性と高い強度を実現しています。

4.使用レビュー
(1)外観について
サドル表面の質感・感触ともに良く、デザインも曲線が多用されており美しいです。
製品としての完成度は非常に高いと言って良いでしょう。

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①サドル表面
サドル表面の仕上がり。ブランドロゴの縫い付けや国旗をモチーフにしたプリントも綺麗に仕上がっています。
写真では見にくいですが国旗モチーフのプリント上部にASTVEのブランドロゴも入っており、オーナーの所有満足度をくすぐってくれます。

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②サドル裏面
裏面についても妥協は無く、ソフトタッチナイロンベースの仕上げは非常に滑らか。
サドル表皮を裏側のベースに折り込んでいるため、端部は接着によるシワなども無く美しい作りになっています。

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ベースとレールの間に溶接のビードの様な盛り上がりが見えますが、これもテクノロジーの一つで「SPAS( ショック・パッド・アブソーバー・システム)」というショック吸収パッドになっています。

(2)使用感について
自転車の機材については絶対評価は難しく、どうしても相対評価になってしまいます。
このサドルの感想についても以前使っていたフィジークとの違いが根本にあるかも知れません。

で、感想ですが、
とにかく快適です。サドル本体が非常にしなやかな為、身体の動きと自転車からの衝撃をサドル本体がしなる事で吸収してくれている様に感じます。
これは恐らくダブル・ベース構造の恩恵ではないかと。

サドルを上から押してみると、パッドだけに頼らず、サドル本体がしなって力を吸収している事が判ります。
サドルのしなり動画⑴

このしなりの恩恵は特にペダリング動作の時に感じる事が出来るでしょう。
大腿部の上下運動から生じる左右の骨盤の動きを非常に良く吸収し、お尻とサドルがクリートで固定されているのでは?と思う位の安定感を感じます。

サドルのしなり動画⑵ ※別角度

ペダルをブン回している時にお尻がズレて違和感を感じる。とか、走ってる時のサドルの存在感がハンパない。と思っている方はアスチュートのサドルを試してみてはいかがでしょうか?
このサドルはライダーとケンカをしません。
とてもしなやかにこちらの動きに対応してくれると思います。

以上。
ではまた~

私の使っているサドルはこれです↓「ASTVTE SKYLITE VT(iProff)」
(オススメ!)

ほかのアスチュートサドルの検索結果はこちら↓

外部LINK:アスチュート公式 TECHNOLOGYページ(Vittoria Japan)

お尻が痛い!? サドルをフィジーク → アスチュートへ交換

  • こんにちは。Mcqueenです!

今回は自転車のサドルについて、私の経験談を紹介します。

 

ロードバイクに乗っていてお尻が痛くなる方、けっこういるのではないでしょうか?

私もその一人です。

快適に長い時間を走る為にはどうしても解決したい悩みですよね!

手っ取り早い対策は次の二つだと思います。

 ・サドルの高さ調節(高過ぎ・低すぎを最適な高さに調節する)

 ・乗車姿勢の改善(骨盤の立て過ぎ、寝かせ過ぎを改善)

この二つを試しても良くならない場合はサドルを交換するのも一つの案です。

そこで、今までの私の3つのサドル使用歴とちょっとした感想を紹介します。

 

①最初のサドル

・フィジーク「アリアンテ」

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ラウンド型サドルで、クッション柔らかめ。

お尻のカーブがしっかりついており、どっしり座れます。お尻が安定するので、合う人にとってはペダリングしやすいかも知れません。

私にとっては下から突き上げられる様な痛みがあり、これが解消できず、使用を諦めました。

②2番目のサドル

・フィジーク「アリオネ」

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フラット型サドルの代表格。サドル全体が平らで薄く、クッションは固め。

アリアンテのようにどっしり座る感じではなく、座る位置を状況に応じて前後に変えやすいのが特徴です。

サドルのデザインもレーシーでカッコいいですね!私はこのデザイン大好きです。

走りながら座る位置を変えられるメリットは大きく、

例えば平坦では「前座り」。上り坂では「後ろ座り」

などの使い分けがしやすい為、お尻が痛くなったら座る位置を変えるなどの融通も効かせられました。

この様な特徴もあり、アリオネは最初のサドル「アリアンテ」よりも相性が良く、3年近く使いました。

・・・が、お尻が痛くなる事実は変えられず、長時間走っていると「痛くなっては座る位置を変え」て、何とかしのいでいました。

そして、翌日になっても痛みが取れない事が多く、連日乗るには気後れしていました。

そこで、意を決して別のサドルに変える事にしました。

③3番目のサドル

・アスチュート「SKYLITE iProff VT」

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新興イタリアンブランド「アスチュート」のフラット型モデル(穴あきタイプ)です。

これを選んだ理由は次の通りです。

・今までの経験からフラット型のサドルが良いのでは?

・最近流行りの穴あきタイプも試してみよう!

 

実物はと言うと、サドル自体の造りもとても綺麗で良い感じ。

アリオネに比べるとクッションは柔らかめ。

サドル全体でお尻を受け止めてくれる様な感覚で、最初に座った瞬間に「あ、これは痛くないかも」と感じました。

サドル自体の「しなり」も感じ、実際に走行中の衝撃もいくらかサドルが吸収してくれているような、若干乗り心地が良くなった様に思います。

今のところ、翌日も痛みが残るような事もありません。

これは当たりかもしれない!しばらくこれで様子を見ます。

【サドル選びのポイント】

サドルを選ぶ際に私が重視したのは「ラウンド型」「フラット型」のどちらが自分に合うか?です。

ラウンド:×(痛い) → フラット:△(何とか我慢できる)

だったので、フラット型の別ブランドのサドルを試す事にしました。

いくつもあるサドルの中で、ラウンドかフラットかを決めておくだけでも大きく方向性は決まるので、悩んでいる方はご参考にしてください。

アスチュートはまだ新しいブランドの為か(?)あまり情報がありませんが、個人的にはおススメしたいブランドです。

 

ではまた~

別記事:「アスチュート サドル・SKYLITE VT」使用レビュー!

・フィジーク
http://www.riogrande.co.jp/catalog/term/127

・アスチュート
http://www.vittoriajapan.co.jp/astvte/