ヴィンチェンツォ・ニーバリの使用バイク「メリダ・スクルトゥーラ」詳細ギャラリーのご紹介

こんにちは!

Mcqueenです。
今回はバーレーン・メリダのヴィンチェンツォ・ニーバリ選手のバイク、メリダ・スクルトゥーラのギャラリーサイトのご紹介です。

いつもの「cyclingnews.com」さんからです。

詳細はリンク先のページに譲るとして、ざっくりと特徴を箇条書きにしておきます。

・ハンドル(コンパクト420mm)、ステム(120mmか?)、シートポストは全てFSAを使用
・シートポストをねじり回す事でライディング中でも高さを調節できる模様(写真あり)
・パワーメーターはSRM、クランク長172.5mm
・タイヤはコンチネンタル Competition 25C
・グループセットはShimano Dura-Ace Di2
・ホイールはフルクラム(写真ではSpeed 40:もちろんCULTベアリングとの事。500rpmでノーマルベアリングの9倍長く回り続けるそうです)

と、他にも詳細なスペックが写真と共に紹介されています。

興味のある方は是非覗いてみて下さい!

Vincenzo Nibali’s Merida Scultura – Gallery | Cyclingnews.com
A closer look at the Giro d’Italia champion’s new 2017 Bahrain-Merida team bike

ではまた〜

クリートの位置はどの様に決めたらいいのか?検証してみた。

こんにちは!
Mcqueenです。

今回はビンディングシューズを使用した時のクリートの位置について考察、検証してみました。

ロードバイクに乗っている方で多くの方はビンディングシューズを使っていると思います。
そこで必須なのがクリートと呼ばれるシューズとペダルを固定する為の部品です。
このクリートをシューズに取り付ける際の位置について迷った事はありませんか?

という事で、Mcqueenが今回いくつかの位置を試してみたのでご紹介します。
クリート位置を決める際の参考になれば幸いです。

1.問題点の確認
一般的にはクリートは「母子球」(足の親指付け根)あたりに取り付けましょうと言われていますよね。
でもシューズを履いた状態で母子球の位置を見付けるのって難しくありませんか?
尚且つ自分の力が最もかかっている部分は本当に母子球なのか?
そこで良いのか??
という疑問も出てきてしまったので自分で確かめてみました。

2.検証
(1)検証方法
①シート位置(高さ・前後)は変更せず、クリートの位置だけを前(つま先)側、後ろ(かかと)側に動かして実施。
②固定ローラー台を使用し、ローラーの負荷をケイデンス40~50rpmが精一杯になる程度の高い負荷に設定。
※高負荷・低回転にする事で、「踏力がきちんとペダルに伝わっているか」「スムーズにペダリングできているか」が分かり易くなる為。

(2)記事中の単語の定義
この記事では次の3つの単語を記載のように定義します。読んでいて混乱しない為です。
専門的、力学的に正しい言葉かについては無視してください。単純に「この記事ではこう呼んでいます」と言う事なのでご了承ください。
「踏力」:ペダルを踏み込む力です。
「力点」:足の裏を介して踏力が最もかかる部分です。
逃げる力」踏力がペダルに伝わらずにロスしている力です。

3.結果
(1)クリートの位置が力点と一致している場合

緑四角:クリート 白丸:ペダル軸 青線:シューズ角度
クリート(緑四角)の位置が力点と一致しているため、踏力がロスなくペダル軸(白丸)に伝わっています。

(2)クリートの位置が力点より前過ぎる場合

緑四角:クリート 白丸:ペダル軸 青線:シューズ角度
クリート(緑四角)の位置が力点に対して前過ぎるため、ペダル軸(白丸)を支点に「てこの原理」が働きシューズの角度が後ろ下がり(かかと下がり)になってしまう。
これにより踏力がクリートおよびペダル軸にうまく伝わらず、逃げる力が発生してしまう。
【主な症状】
・登り坂などの高負荷・低回転でペダリングする際に「かかとが下がっている」と感じる
・ペダリングの時に上半身がブレていると言われた事がある
・上半身がかなり疲れる
これらの症状が当たる方はクリート位置が前過ぎるかも知れません。

(3)クリートの位置が力点より後ろ過ぎる場合

緑四角:クリート 白丸:ペダル軸 青線:シューズ角度
クリートの位置が力点に対して後ろ過ぎるため、前過ぎる時とは逆方向に「てこの原理」が働きシューズの角度が後ろ上がり(かかと上がり)になってしまう。
これによりクリートが前過ぎる場合と同様に、踏力がクリート・ペダル軸にうまく伝わらず、逃げる力が発生してしまう。
(写真では分かり易くする為に大げさにかかとを上げています)
【主な症状】
・ペダリング中に「つま先が常に下を向いている」と感じる(特に低負荷・高回転の時に感じやすい)
・ふくらはぎが真っ先に攣る
これらの症状が当たる方はクリートの位置が後ろ過ぎるかも知れません。

4.考察
今回の検証で4つの発見がありました。
①クリート位置の調整は高負荷・低回転で
クリートの位置を調整する時はペダリングが「ゆっくり」「力をこめる」シチュエーションである事が一番分かり易いと感じました。
従って「ローラーの負荷を高くする」「登り坂で重いギヤを使う」など、高負荷・低回転のシチュエーションを作ってみて下さい。

②力点は常に一定位置ではない
私は一度クリート位置が決まったらそのままにしていましたが、今回色々と動かしたことでクリートの適正位置がかなり変わっている事が分かりました。
これはサドルの位置やステムの長さ、ハンドルの高さを変更した時、あとはトレーニングの練度によって力点が変わってくる事を意味しています。クリートの位置はたまに見直す必要があると感じました。

③クリートの適正位置は左右対称ではない
改めて高負荷・低回転の練習をじっくり行った事で自分のペダリングの癖として左右差があると感じました。これはクリートの位置にも影響があり、今までは何も考えずにクリートを左右対称にセットしていたので良い発見でした。

④クリート位置が適正だと平均時速が2~3km/h変わる
これは大発見です!
私はローラー練を毎回1時間行うのですが、クリートの位置が適正になった時は平均時速が明らかに速かったのです。
最速:クリート位置適正
次点:クリート位置後ろ過ぎ
最遅:クリート位置前過ぎ

クリート位置の見直し・再点検は機材に投資するよりも効果があると思います。
是非皆さんも試してみて下さい!

この検証を行うキッカケは宮澤崇史氏のトレーニング本でした。
トレーニングや機材に対する考え方が論理的に解説してあり、今すぐ役に立つエッセンスが凝縮されています。
とても参考になりました。興味のある方は是非!

ではまた~

ロードレース2017 プロチーム使用バイクガイドのご紹介

こんにちは。
Mcqueenです!

cyclingnews.com」でロードレース2017シーズンのプロチーム使用バイクが一覧にまとめられているのでご紹介します。
・チーム名
・バイクメーカー
・ロードバイクのモデル
・タイムトライアルバイクのモデル
・ホイールメーカー
・グループセットメーカー

どのチームが何のバイクを?どんなホイールを?グループセットはどこのメーカー?などが一目でわかる便利なページです。

ロードレース好きの方は是非チェックしてみて下さい!

WorldTour team bike guide | Cyclingnews.com
The bikes and equipment for all the 2017 WorldTour teams

ではまた〜

ツアー・ダウンアンダー開幕!15プロチームの使用バイクギャラリーサイトのご紹介

こんにちは。
Mcqueenです!

いよいよロードレース2017シーズンが始まりますね。
今回は1月15日からオーストラリアで開幕する「ツアー・ダウンアンダー」に出場するプロチームの内、15チームの使用バイクのギャラリーをご紹介します。

そうです、私が事あるごとに紹介している「cyclingnews.com」さんです。

早速ですが、写真の掲載されているチーム(バイクメーカー)を箇条書きにまとめました。
クイックステップとチームスカイ、ボーラハンスグローエ以外の15チームの使用バイクがTim de Waele氏の写真によって132枚にわたって紹介されています。
最新のチームバイクが気になる方は是非覗いてみて下さい!
・ロットNLユンボ(Bianchi)
・サンウェブ(GIANT)
・モビスター(CANYON)
・アスタナ(ARGON18)
・バーレーンメリダ(MERIDA)※新城選手のREACTOが掲載!!
・トレックセガフレード(TREK)
・オリカスコット(SCOTT)
・BMCレーシング(BMC)
・FDJ(Lapierre)
・UAEアブダビ(COLNAGO)※旧ランプレメリダ
・ディメンションデータ(Cervelo)
・キャノンデールドラパック(Cannondale)
・AG2R(FACTOR)
・ロットソウダル(RIDLEY)
・カチューシャアルペシン(CANYON)

2017シーズンのロードレースも楽しみですね!

ではまた~

GARMIN vivosmart HR J 故障→修理と新機能(?)のレビュー

こんにちは。
Mcqueenです!

今回は私が愛用しているライフログリストバンド「GARMIN vivosmart HR J」について記事にしたいと思います。

以前、使用レビューを記事にしましたが、今回は上昇階数のログが取れなくなった故障からの修理対応と新機能(?)「心拍データ転送モードへのショートカット」についてです。
故障対応については時系列に書いていきますが、感想としては非常にスピーディでとても好感の持てる対応でした。

1.故障発生と修理まで
(1)故障内容
2016年5月から使用を開始しましたが、10月に入り「上昇階数」のログが取れなくなりました。

(2)使用状況からの原因考察
ライフログ取得用として使用していた為、入浴時と充電時以外は常に装着しており、使用頻度は高かった。
しかし、大きな衝撃を与える行為や長時間水没させるなどの行為をした記憶が無く、自分で考えられる原因は不明。
強いて言えば9月にFUJIチャレで大雨の中長時間心拍データ転送モードで使用したが、故障時期とは合わない為直接的な原因とは考えにくい…

(3)復旧に向けての行動
まずは自分で出来ることをやろうとGARMINのサポートページで「よくある質問」を検索。
そのものズバリの質問があったので確認した所、「全設定リセットを試してください。」との事。
早速その通り行ったが復旧せず。

GARMINよくある質問:購入当初は正しく上昇階数が表示されていましたが、いつのころからか表示されなくなりました

この時点で故障が疑わしいと判断し、販売代理店のいいよねっとのHPへ行き、「点検・修理のご案内」のページを確認。

ざっくり書くと次の様な流れで点検・修理をすると書いてありました。
①各種サービス依頼フォームに点検・修理の依頼
②いいよねっとからの返信を待ち、それに従う
③製品をいいよねっとに送る
※初期不良以外の送料は発払い:いいよねっとへ送る場合→ユーザー払い いいよねっとから返送→いいよねっと払い
④いいよねっとにより点検・修理→返送

(4)点検・修理依頼の実施
11月23日(祝) 各種サービス依頼フォームへ必要事項を入力し、いいよねっとより受付の自動送信メールを受信
主な入力項目は
・自分の連絡先
・該当機種、ソフトウェアバージョン、シリアルナンバー
・パソコンのGARMINソフトウェア、パソコンのOSとバージョン
・購入日、購入店名
・保証書の有無
・依頼内容:「上昇階数のログが取れなくなった」「全設定リセットを実施しても現象変わらず」
・・・など

11月24日(木) 午前中にいいよねっとより「製品を確認したいのでお送りください」の旨のメールが届く。

11月26日(土) ヤマト運輸で発払いにていいよねっとへ発送。送り状の品名欄に「電子機器」「修理受付No」を記載して、着日を11月28日(月)としました。
送った物
・vivosmart HR J 本体
・保証書
※amazonで購入したため保証書への捺印が無く、amazonの購入履歴画面を印刷して添付
・24日に届いたメールを印刷したもの

11月30日(水) いいよねっとより修理対応が完了し、製品を発送したとメールが届く。
保証期間内の為、同型機種との交換という内容でした。

11月31日(木) いいよねっとより製品が到着。本体の初期設定とGARMIN Connectとのペアリングを再設定して動作確認→上昇階数のログが取れている事を確認しました。

故障原因については記載がなく、今後使用する際の再発防止の参考とする情報が得られませんでしたが、対応のスピードはとても早くストレスなく修理対応して貰えました。
修理依頼フォームへの入力から4営業日数で修理対応が完了し私の手元に戻ってきた事になります。

その後、1ヶ月ほど使用していますが問題は起きていません。

2.新機能(?)心拍データ転送モードへのショートカット
以前ご紹介した使用レビュー記事で、心拍データ転送モードの開始までが面倒だと書きましたがいつの間にかショートカット出来るようになっていました。

念のため購入時のマニュアルを確認しましたが、やはりこのショートカットは記載がありませんでした。
ソフトウェアバージョンアップで可能になったのでしょうか?
詳細は謎ですが、これによりかなり心拍データ転送モードがスピーディに出来るようになったのでご紹介します!

(1)手順
①時計画面を右方向にスワイプして心拍数画面を表示。
②心拍数画面にしたら、画面を指で約3秒長押し。
③すると何と!「心拍データ転送モードを開始しますか?」のメッセージが出ます。
④チェック☑︎をタップして心拍データ転送モードを開始出来ます。

(2)動画での説明

以上
GARMIN vivosmart HR J の再レビューでした。
とても便利な機器なので気に入っていましたが、今回の故障対応と心拍データ転送モードのショートカット追加により、更にお気に入りになりました!

興味のある方はぜひ!