自転車で交通事故に遭った時は…その②(対車の時)

こんにちは。
Mcqueenです!

今日は前回の続きで、自転車で走行中に車と事故を起こしてしまった時の私の体験談をお話しします。

前回の記事はコチラ

前回、物損事故扱いにしてしまった為に治療費について苦労をしたお話をしました。

今回は自転車の物損について、どの様な経緯で解決まで至ったかをお話しさせていただきます。

話としては以下の4フェーズになっています。長い読み物になるかも知れませんがお付き合い下さい。

  1. まさか!? 相手が損害賠償を拒否←今日はこの話です
  2. 相手方保険会社とのバトル
  3. 弁護士へ依頼
  4. 解決

では順を追って話して行きます。

  1. まさか!? 相手が損害賠償を拒否

事故当日、私の保険会社へ連絡し事故受付。私が交差点を直進しようとした所に対向車が右折してきた為、進路を塞がれ衝突した旨を伝えました。
相手方車両のバンパーに傷がついた事を伝え、相手方の過失が大きいと思うが私も走行していたので、私の過失がゼロにならない事は理解している。とも伝えました。

そして事故の翌日、相手方保険会社から電話がありました。話の内容はこうです。

相手方保険会社
「□□共済と申します。この度、依頼者である○○様(事故相手)よりMktMcqueen様の自転車の損害について、賠償するつもりは無いと言われております。では、そういう事でよろしくお願いいたします。」


「え、どういう事ですか?」

相手方保険会社
「ですから、○○様は今回の事故の件については損害賠償をする意思が無いとおっしゃっています。あと、この件に関してご本人同士で直接お話ししない様にして下さい。では。(ガチャ)」

と、まさかの展開!

当然納得いかず、自分の保険会社に相談するも
「こちらはMktMcqueen様の過失に対する保険の為、契約上どうする事も出来ません」
と全く力になって貰えません…

うわ…どうすんだコレ…
こっちはハンドルが折れて走れなくなってるのに…
しかもカーボンフレームだからダメージ次第では廃車かも分からない…

it’s trouble… /by  Pixabay

 

 

 

 

途方に暮れ、前日の事故検証に来た警察官に電話で相談しました。(事故現場で所属と名前を教えてくれていた為)
その警察官は、次の様な話をしてくれました。
「保険会社が賠償金を払いたくないから、契約者の意思とは違う事を言う時が稀にある。本人と直接話をした方がいい。」

ナヌ〜ッ!保険会社め‼︎ブラックな一面を持ってるではないか!

こうなったら事故相手と直接対決か!と覚悟を決め、事故相手に直電しました。


「□□共済から、○○さん(事故相手)が今回の事故について、私の自転車の損害賠償をする気は無いと言っていると聞きましたが、そうなんですか?」

○○さん(事故相手)
「だってあなたは保険会社に、自分は一切悪くないから一円も払わないと言ってるでしょ?」
「だからこっちも同じですよ!」

と、驚きの回答が‼︎


「エッ…⁉︎ そんな事言ってないですよ。自分の保険会社には、私の進路を右折で塞いだから相手に過失がある。ただ、こっちも走行してたから自分の過失がゼロとは考えていない。と言ってあります。」
「さっき警察に相談したら、保険会社がお金を払いたくないから話をこじらせるケースがあると言ってましたけど、もう一度あなたの保険会社(□□共済)と話してもらえますか?」

と、警察にも話している事をチラつかせました。すると、

○○さん(事故相手)
「わかった。確認してみます。」

と応諾してくれました。

数分後…

相手方保険会社(□□共済)
「MktMcqueen様の物損について賠償しますので、損害額を出して下さい。金額を記入する用紙も送ります。こちらにご記入の上、郵送して下さい。」
と、何事も無かったかの様にシレッと言って来ました。

ナニコレ!すげぇぇぇストレス!!

angry!! / by Pixabay

 

 

 

 

この後こんな保険会社と損害のやり取りするのか…先が思いやられる…

・今日のまとめ
保険会社を全面的に信用してはいけない。何しろ保険会社は相当エグい。

続きはまた次の記事で。

ではまた〜

自転車で交通事故に遭った時は…その①(対車の時)

こんにちは。
Mcqueenです!

今日は自転車で走行中に車と事故を起こしてしまった時の私の体験談をお話しします。

・事故の状況

jiko

 

場所:信号あり交差点(十字路)

私:自転車で交差点を直進

相手:対向車で交差点を右折

互いに信号が青で、私の交差点直進を塞ぐ形で相手が右折してきました。
私は相手車両のバンパーに衝突し転倒。首や大腿部に痛みがあり、自転車はハンドルが折れていました。

・事故対応

警察を呼び事故検証をしてもらい、お互いの連絡先を交換。
事故現場が自宅の近所でもあり、私は歩いて帰れそうだった為、「物損事故」として扱ってもらいました。
この物損事故扱いに問題があったのです…

・事故以降

翌日、やはり体が痛い為、病院へ行ったところ、先生にこんな事を言われたのです。

「事故で怪我したのに何故人身事故扱いにしなかった?」
「これからあなたにどのような後遺症が出るかわからないのに、今後の治療は全てあなたが負担しなければならないんだよ?」

そうなんです。事故が原因で体の痛みが出た際は、人身事故として警察に検証をしてもらわないと治療費は自分持ちになってしまうのです…

冷静になれば分かるのですが、事故当時はそこまで気が回らず物損事故として扱ってしまったのです。
駆けつけた警察官も「人身事故として扱うと検証に時間がかかる」と言って物損事故にしたがったため、その場の雰囲気にのまれてしまいました。

 

・結果

相手方保険会社に連絡し、「人身事故証明取得不能の証明書」を取り寄せ、記入・提出し、何とか事故後の治療費を相手方保険会社に持ってもらう事になりました。

 

・今日のまとめ

車と事故を起こしてしまったら、体の何処かに痛みがあったら必ず人身事故として扱ってもらう。
理由:後日、事故が原因の痛みで通院する必要が出た時に実費治療になってしまう為。

さて一方、自転車の物損についてはまた後日記事にします。
こちらについては物凄く苦労しました…

皆さん、事故で得する人は誰もいません。
当事者全員が不幸な思いをしますので、交通事故には十分に気をつけましょう。

ではまた〜

AZ 自転車用チェーン洗浄器DXを使ってみた

こんにちは。
Mcqueenです!

今日はチェーンクリーナーのお話しです。

皆さんは自転車のチェーンを掃除する時にチェーンクリーナーを使っていますか?

今回は「AZ 自転車用チェーン洗浄器DX」の使用感を紹介します。

※個人的見解なので、あらかじめご了承ください。

結論からいうと「イマイチ」です。

しかし、汚れはしっかりと落としてくれます!ここは合格点です。

そして、価格が安いのも特徴です。

ただ、残念な点が2点ほどあり、総合的に評価を落としている様に思います。

残念な点①

洗浄液を入れる際に、取っ手を外さないと容器が分割できない造りになっている。

これは正直面倒です・・・残念

AZ_ChainCleaner
右図の四角で囲った部分に注目いただきたい。容器上下にまたがって取っ手をつける構造になっている。

残念な点②

驚くべきことに、チェーンが引っかかりスムーズに洗浄出来ない。

洗浄器をチェーンにセットし、取っ手をはめ、いざ洗浄開始!と思ったが…
洗浄器をチェーンにセットし、取っ手をはめようとしているところ。いざ洗浄開始!と思ったが…

 

 

 

 

 

 

 

 

洗浄器をセットし直したり、洗浄器の角度を変えてチェーンを回してみたりしたが、クランク4分の1回転もできずに引っかかる・・・
酷いときは最初から引っかかる始末。

これにはストレスを感じずにはいられなかった・・・残念。

従来使っていた「パークツール サイクロンCM-5」はこの様な事は無く、
容器のセットも簡単で、洗浄の際に引っかかる事もなく実にスムーズにチェーンも回ってくれました。
ただ、容器をロックするレバーの根元が割れてしまった為、AZに買い替えたのですが・・・

今はレバーが改善された「サイクロンCM-5.2」があるようです。
このAZが壊れたら次はこちらを購入する予定です。

 

以上、AZ社のチェーンクリーナーについてはちょっと残念なお話をしましたが、同社のチェーンオイルは良い物であり、私も愛用しています。

これについては別の機会で紹介したいと思っています。

ではまた~

 

・パークツール サイクロンCM-5.2

・AZ 自転車用チェーン洗浄器 DX

お尻が痛い!? サドルをフィジーク → アスチュートへ交換

  • こんにちは。Mcqueenです!

今回は自転車のサドルについて、私の経験談を紹介します。

 

ロードバイクに乗っていてお尻が痛くなる方、けっこういるのではないでしょうか?

私もその一人です。

快適に長い時間を走る為にはどうしても解決したい悩みですよね!

手っ取り早い対策は次の二つだと思います。

 ・サドルの高さ調節(高過ぎ・低すぎを最適な高さに調節する)

 ・乗車姿勢の改善(骨盤の立て過ぎ、寝かせ過ぎを改善)

この二つを試しても良くならない場合はサドルを交換するのも一つの案です。

そこで、今までの私の3つのサドル使用歴とちょっとした感想を紹介します。

 

①最初のサドル

・フィジーク「アリアンテ」

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ラウンド型サドルで、クッション柔らかめ。

お尻のカーブがしっかりついており、どっしり座れます。お尻が安定するので、合う人にとってはペダリングしやすいかも知れません。

私にとっては下から突き上げられる様な痛みがあり、これが解消できず、使用を諦めました。

②2番目のサドル

・フィジーク「アリオネ」

fizikarione1 fizikarione2

フラット型サドルの代表格。サドル全体が平らで薄く、クッションは固め。

アリアンテのようにどっしり座る感じではなく、座る位置を状況に応じて前後に変えやすいのが特徴です。

サドルのデザインもレーシーでカッコいいですね!私はこのデザイン大好きです。

走りながら座る位置を変えられるメリットは大きく、

例えば平坦では「前座り」。上り坂では「後ろ座り」

などの使い分けがしやすい為、お尻が痛くなったら座る位置を変えるなどの融通も効かせられました。

この様な特徴もあり、アリオネは最初のサドル「アリアンテ」よりも相性が良く、3年近く使いました。

・・・が、お尻が痛くなる事実は変えられず、長時間走っていると「痛くなっては座る位置を変え」て、何とかしのいでいました。

そして、翌日になっても痛みが取れない事が多く、連日乗るには気後れしていました。

そこで、意を決して別のサドルに変える事にしました。

③3番目のサドル

・アスチュート「SKYLITE iProff VT」

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新興イタリアンブランド「アスチュート」のフラット型モデル(穴あきタイプ)です。

これを選んだ理由は次の通りです。

・今までの経験からフラット型のサドルが良いのでは?

・最近流行りの穴あきタイプも試してみよう!

 

実物はと言うと、サドル自体の造りもとても綺麗で良い感じ。

アリオネに比べるとクッションは柔らかめ。

サドル全体でお尻を受け止めてくれる様な感覚で、最初に座った瞬間に「あ、これは痛くないかも」と感じました。

サドル自体の「しなり」も感じ、実際に走行中の衝撃もいくらかサドルが吸収してくれているような、若干乗り心地が良くなった様に思います。

今のところ、翌日も痛みが残るような事もありません。

これは当たりかもしれない!しばらくこれで様子を見ます。

【サドル選びのポイント】

サドルを選ぶ際に私が重視したのは「ラウンド型」「フラット型」のどちらが自分に合うか?です。

ラウンド:×(痛い) → フラット:△(何とか我慢できる)

だったので、フラット型の別ブランドのサドルを試す事にしました。

いくつもあるサドルの中で、ラウンドかフラットかを決めておくだけでも大きく方向性は決まるので、悩んでいる方はご参考にしてください。

アスチュートはまだ新しいブランドの為か(?)あまり情報がありませんが、個人的にはおススメしたいブランドです。

 

ではまた~

別記事:「アスチュート サドル・SKYLITE VT」使用レビュー!

・フィジーク
http://www.riogrande.co.jp/catalog/term/127

・アスチュート
http://www.vittoriajapan.co.jp/astvte/


自転車関連を中心に管理人の経験談ブログ

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